2019年5月

誰もが期待していない復活!!

  • 2019.05.18
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

みなさま。こんにちは。

津通所事業を担当しております八木です。

前年度はケアハウス・特定施設入居者生活介護に配属しておりましたが、

今年度、4年ぶりに古巣でもある津の通所事業所へ戻ってまいりました。

という事は…

 

sensinYAGIのお時間です(笑)

 

 

 

 

コアなファンの為に復活です(笑)

頻度も少なく、もっともっとコアにいきたいと思います(笑)

 

※ 因みにこの内容は『参考書』ではなく『八木の個人的な考え』ですので、1ブログとして読んでくださいね。

 

では、真面目にいくと…

今回は通所の『中重度者ケア体制加算』についてです。

MるさんのsensinNAVI にて話もありましたが、事業所向けにポイントを絞って

記載いたします。

『中重度者ケア体制加算』は通所介護は45単位・通所リハビリは20単位/日となります。

 

 

 

 

算定のポイントは

 

1、要介護3以上であるご利用者様が全体のご利用者様の30%以上。

 

2、介護職員(または看護職員)を基準+常勤換算で2以上配置(通所リハビリは1以上)。

 

3、専従の看護職員を、サービス提供時間帯を通して1名以上配置。

この計算方法は(平成30年4月版 介護報酬の解釈3 QA法令編 P94 Q9)にて細かく記載があります。

 

4、中重度の要介護者であって社会性の維持を図り、在宅生活の継続に資するケア(通所リハビリはリハビリテーション)を計画的に実施するプログラムを作成する事。

です。

 

 

 

 

今回はこの4の『社会性の維持を図り、在宅生活の継続に資するケア(通所リハビリはリハビリテーション)を計画的に実施するプログラム』とは???

に的を絞りたいと思います。

この内容は(平成30年4月版 介護報酬の解釈3 QA法令編 P97 Q18)に詳しくありますが、要約しますと・・・『今まで、その人が築いてきた社会関係や人間関係を維持し続けられるように

家庭内での役割や地域の中で生きがいや役割をもって生活できるような支援』とあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん・・・どのような支援??????

少し考えてみると・・・

 

 

 

 

 

あくまで一例ですが

自宅であれば

・洗濯物を干す・たたむ

・友人に手紙を書く

・地域の方が自宅へ来られた際、笑顔で挨拶をする。

・食後に食器をテーブルサイドへ寄せる。

 

 

地域の中であれば

・友人宅へ会いに行く。

・地域のイベントへ参加する。

 

 

等々が考えられます。

もちろん『役割』はご利用者様1人1人違います。そのご利用者様がどのように生きてきたのか、どんな人物像であったのかなどを知り、本当にうれしかったこと、したいことなど

を聞き出すことで、支援の内容や目標は見えてくると思います。

 

中重度者ケア体制加算に関わらず、私たちの一番大切なことはご利用者様のことを知りそのご利用者様1人1人の思いを少しでも形に出来るように努める事ではないでしょうか…。

 

さあ、津第2通所介護センター併設の喫茶店へ美味しいコーヒーを飲みに行こっと。

では、また…。