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2019年4月

春だけのオススメ?

  • 2019.04.02
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

こんにちは♪久居ケアサービスセンター・“S”でございます。

 

いつのまにか各地から花便りの聞こえてくる頃になりましたが、まだまだ花曇りの肌寒い日が続き、

桜も咲こうか待とうか迷っているかの様子です。 😀

そして、

ふと気付けばある植物が旬を過ぎようとしていました!

 

 

 

それは

土筆

↑ 読み仮名わかりますか?そのまんまですよ。

 

 

 

 

 

正解はつくし

つくしは意外にも、アンチエイジング効果が期待できる抗酸化成分、カロテンやビタミンEなど含む、栄養価が高い山菜です。さらに100gあたり1200μgのカロテンを含み、これはブロッコリーやオクラよりも多い含有量。何より、ビタミンEは野菜の中でトップクラスの含有量なのです。

 

一方で、ビタミンB1欠乏症を引き起こすチアミナーゼや、強い生理作用をもつアルカロイドも多く含むため、つくしの大量摂取は避けたほうがよいとされています。とはいえ、あく抜きし惣菜として食べる量ならば心配ありません。

 

収穫したその日か翌日には下処理をして茹でるようにしましょう。

それまでは出来るだけ冷蔵庫に入れておく方が良いです。

 

 

◆ 下処理の仕方

袴は固く食べれないので取り除きます。爪でこの袴を根気良く取り除く作業がとても面倒。アクが爪の間に詰まり、後で洗ってもなかなか取れないので、子供の頃にお手伝いするのがとても嫌いだった思い出が…。

 

アクは強いので、アク抜きが必要です。地域によってもアク抜き方法は様々。沸騰した湯の中に入れ、再沸騰してから10~15秒程度茹でて冷水に放ち、その後数回水を取り替えアクを抜くところもあれば、1晩水につけておくだけのお手軽アク抜きも。

天ぷらの場合はアク抜きをせず、袴を取り除くだけでそのまま衣を付けて揚げます。

佃煮、おひたし、卵とじ。バター炒めもおいしい。

 

 

そして、つくしの次はすぎなの季節!!

 

 

 

スギナは、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。

根が深いことから「地獄草」の別名を持つという。(怖っ!!)

 

ツクシとスギナは全く別の植物のように見えますが、地下茎でつながっており、春にツクシが出て、その後スギナが次々に芽を出してきます。ツクシが出ている期間は短いですが、スギナはその後秋まで茂っているので、スギナが多い場所を覚えておけば春にはそこで沢山ツクシを収穫することができます

おにぎり、佃煮、天ぷら、ふりかけ、お茶、入浴剤の代わり、エキスなど等にできます。(万能ですね。)

 

 

効用は血液の浄化作用、自律神経の整調作用、ダイエット・むくみの改善。

利尿作用によって体に溜まった毒素を排出するデトックス効果があるため、余分な水分を排出してむくみの改善にもつながります。
血行が良くなることで、エネルギーの代謝をしやすくなる効果も期待できます。

※ただし、つくし同様多量の摂取は副作用が強く出る場合がありますのでご注意ください。

 

 

 

花言葉はスギナ・つくし共に

 

「向上心」「努力」「驚き」「意外」

 

まさに新スタートに合ったの言葉。

 

皆様、新たな環境の生活でご無理などされないでくださいね。

思わぬ花冷えに風邪など引かぬようご自愛下さい。