それいけ訪問看GO!~「心不全のターミナル」と「ACP」~
- 2019.02.28
- 医療
- sensin
在宅で看取りの現場に立ち会う機会が多い訪問看護ステーション。
先日、聞きなれない言葉に出会いました!
2月7日(木)鈴鹿けやきホールで行われた、
「第24回 在宅医療ケア勉強会」に私は、パネリストで参加することに!!!
現在、病院での看取りは、80%ほど。
疾患を癌に特定すると90%を超えているといわれています。
しかし、60%ほどの国民は、たとえ痛みの伴う末期状態になっても、
自宅を中心とした療養を希望されています。
「鈴鹿市民在宅医療講座」参加者アンケート結果も、
自宅希望者は、癌で60%、その他の疾患では50%・・という結果。
しかし、在宅での療養が可能かどうかのアンケート結果は、それぞれ30%に低下。
病院が圧倒的に増加しました。
在宅で看取るには、不安の解消が大切と考えます。
そんな不安を少しでも和らげるひとつとして、「ACP」アドバンス・ケア・プランニング
が重要になってくることを知りました。
「ACP」って何???聞いた事はあるけれど・・・と思っていた矢先、座長の医師から質問され・・・(笑)
ACPとは、「命の終わりについて話し合いを始める」という意味があり、
今後の治療・療養について医療従事者があらかじめ話し合う自発的なプロセスのことです。
また、ターミナルというと、がん末期を思い浮かべる方が多いと思いますが、
これからは心不全でお亡くなりになる方が増えるとも言われていました。
そんな中、届いた訪問看護指示書に「心不全 ターミナル」の記載がありました。
知識不足を感じた私は、研修に参加!
「心不全緩和ネットワーク研究会」で、心不全の方の在宅管理や
訪問看護師としての観察力を学んできました。
やはり、その講義の中でも
「ACP アドバンス・ケア・プランニング」
の言葉は、使われていました。
来年度は、
ACPについての情報を集めよう!
とスタッフと共に意気込んでいます。
私たち、医療従事者も関係職種の方々も
お仕事を通じて
尊厳のある生き方を
実現できるよう協働しながらケアにあたっていきたいと思っています。
2月は、まだまだ寒さも厳しく、暖かな春が待ち遠しい季節ですが、
今月は、盛りだくさんの出会いや地域参加の機会がありました!
看護学校の同窓会、津シティマラソン、自治会避難訓練の参加など・・
積極的に外に出向くようにしました。
流行している麻疹の抗体検査も受けました!(結果待ち・・・)
It was full February! m310K
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