春を待つ心。
- 2019.02.24
- 法人
- sensin
みなさん、こんにちは。法人本部総務課の長岡です。2 月も半ばを過ぎ、少し日差しも柔らかくなってまいりましたが、いかがお過ごしのことでしょう。
昔から「一月行く、二月逃げる、三月去る。」とはよく言ったもので、新年明けてから結構行事が重なり、その支度や後片付けに追われたり、はたまた家族の異動や引っ越し、家庭によっては、お受験や卒業式なども控えていたりと、何やかやで、待ってほしいのに行ってしまう、日にちがあっという間に逃げてしまう、気づいた時には月日は去ってしまう、というような実感がよく表れていますよね。
中でも2月は28日しかなく、慌ただしさも格別です。何で?と言いたいところですが、その昔(2,000年以上前)、古代ローマの暦が3月始まりの2月終わりであったことから、最後の月として帳尻合わせに使われていた名残り、というのが一つの理由だとか。
それはさておき、自然界では春の準備が着々と進んでいます。春一番が過ぎ、川面を渡る風もいく分水蒸気を含んだのどかな気配を運び、木々のつぼみも日ごとに膨らんで、まさに咲き始めるその時を待っているかのようです。
日本の四季の移ろいは、それぞれに変化があって印象的ですが、草木の芽吹きや虫の蠢動(しゅんどう)など、冬から春への変化が最も劇的で、沸きあがる生命の勢いがダイレクトに伝わってくるようです。
そこにこそ、春が一層待ち遠しく感じられる由縁があるのではないでしょうか。私たちの気持ちも、「よ~しやるぞ。(笑)」と前向きになってきます。
パナソニックの創業者、松下幸之助氏に「時を待つ心」という一節があります。
いかに望もうとも、春が来なければ桜は咲かぬ。
いかにあせろうと、時期が来なければ事は成就せぬ。
冬が来れば春は近い。
桜は静かにその春を待つ。
⋯⋯(中略)⋯⋯
大自然の恵みを心から信じ、時の来るのを信じて、
着々とわが心をたくわえるがよい。
着々とわが心をたくわえる人には、
時は必ず来る。
とは言え、季節の代わり目は、身体のリズム感が崩れストレスも溜まりやすくなります。
早寝早起きを心掛け、体調管理には十分注意しましょう。
春は、ほうら、もうすぐそこまで来ています。では、また。
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