来たるべき2019年度障がい福祉サービス等報酬改定 「Sensin NAVI NO.115」
- 2019.02.20
- 障がい福祉
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその115」となります。
今回のお題は・・・・
「ふふふ、さて今回はなにを語るのやら・・・・」
「お!?・・・また出てきた」
「ふふふ、どんな内容も問題ない」
「いやぁ…だけど今回の内容は障がい福祉なんだけどなぁ・・」
「ええぇーーーーーー!!!」
「・・・まさかの専門外!?」
・・・(笑)というわけで、ここからは「本番」です。
さて、今回は前回お伝えしました2019年の介護報酬改定に続き、同じ福祉サービスであります障がい福祉について。
こちらも2019年10月に予定されている消費税増税とともに報酬も改定されることになっています。
ちなみに…
①障がい福祉サービス等報酬改定「+0.44%」
②新しい経済政策パッケージに基づく障がい福祉人材の処遇改善「国費90 億円程度」
①と②を合算すると、全体の改定率は+2.0%だそうです。
ここで再度おさらいに、
↓こちらは介護保険制度に係る今回の改定内容。
①介護報酬改定「+0.39%」
※ 補足給付に係る基準費用額の引き上げ分の対応として、別途「国費7億円程度」
②新しい経済政策パッケージに基づく介護人材の処遇改善「国費210 億円程度」
↓せっかくなので診療報酬改定も参考にどうぞ。
①診療報酬改定「+0.41%」
・各科改定率 医科 +0.48%
・歯科 +0.57%
・調剤 +0.12%
②薬価等
(1) 薬価 ▲0.51%
(2)材料価格 +0.03%
本体と薬価、材料価格を合わせた診療報酬全体では、0.07%のマイナス改定・・・となっています。
・・・さてここからはさきほどの続きとなります。
2019年度の介護報酬改定については、
2月13日に開催されました国の社会保障審議会介護給付費分科会において、その骨子案が示されたわけですが、一方の障がい福祉サービス等報酬改定は、平成31年2月15日(金)開催の「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第5回)」にて、これまでの議論を踏まえた上でさらに詳細な概要が取りまとめられました。
障がい福祉サービス等報酬改定 の+0.44%については、消費税の増税を見越した上で、
各障がい福祉サービスの基本報酬が1単位~5単位ほど増額になっています。
当法人で言えば、伊賀市で事業を運営しておりますきらめき工房いがや工房々あやまの「就労継続支援B型」「生活介護」、阿山ホームかざぐるまや笑家の「共同生活援助」のサービスが対象となります。
また当法人の三重県内7つの訪問介護ステーション(介護サービス事業所)にて、障害者総合支援法に基づく障がい福祉サービスの指定を受けている事業も同様。
一方で処遇改善については、介護保険制度同様に新たな枠組みを加算として創設されることになります。
事業所の福祉専門職員配置等加算や特定事業所の取得状況を加味し、計2段階の加算が新たに設けられることになります。
介護保険制度同様の施策と言えますが、その枠組みや組み立てなどしっかりと制度内容や解釈を熟知した上で運用していく必要があるといえます。
それでは、また。
「むむむ・・・、今回はさすがに俺の範囲外だ(悲)」
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