身近な食材で、お手軽漢方☆ 今回は『ショウガ』♪
- 2019.02.04
- 医療
- sensin
こんにちは。リラステーションです!
今日(2月4日)は立春。
暦の上では今日から春♪ですが、日本列島は寒さのピークを迎えています(´-ω-`)
北海道の網走では、流氷が漂着したというニュースも届きましたね!
今回は、こんな寒いときにピッタリな漢方食材をご紹介します!
みなさん、とっても良くご存知だと思います『ショウガ』です。
ショウガの効果・効能は有名で、紀元前500年頃には、薬用として利用されていました。
薬用に用いられるのは根茎と呼ばれる根のような茎の部分です。
ショウガは、漢方の世界では『ショウキョウ』と呼ばれており、胃腸薬やかぜ薬、鎮痛、吐き気止めなど、いろいろな漢方薬に高頻度で配合されています。
有名どころですと、葛根湯や柴胡桂枝湯、胃苓湯があります。
それでは、ショウガの効果・効能をご紹介していきます(^^)
生姜の効果・効能の中心となるのは、
「ショウガオール」と「ジンゲロール」という成分です。
○ジンゲロール
・老化防止・免疫作用向上
→免疫力を高める作用が強く、さらに殺菌効果により、胃腸の調子を整え、風邪や食欲不振にも効果があります。
・血行促進し、体を温めて冷えを改善する
→ジンゲロールには、血管を拡張させる作用があります。
・発熱の際の解熱効果
→ショウガには、鎮痛剤のアスピリンの80%ほどの解熱効果があるといわれており、鎮痛効果が期待できます。
・殺菌効果
→生のショウガには、殺菌効果があり、食中毒を防ぐ効果があります。
○ショウガオール
・血行促進し、体を温めて冷えを改善する
→体の芯から温めて、じわじわと冷えを解消してくれます。
・がん細胞の増殖・変異の抑制
→抗がん作用が強く、がん細胞の増殖を抑えるだけでなく、活性酸素による細胞の突然変異を防ぎ、がん細胞に変わることを防ぎます。
・消炎鎮痛作用
→痛みの原因となる、プロスタグランジンの働きを弱める作用が働きます。
・ダイエット・美白効果
→新陳代謝が促進され、血行改善も見込まれるため、シワやシミはもちろんのこと、吸収される脂肪を抑えるとされているため、ダイエット効果も高いとされています。
ショウガオールは加熱によってジンゲロールが変化するものなので、生のショウガには含まれません。
加熱することによって、よりショウガオールの成分を摂取しやすくなるのです!
なお、ショウガによる温熱効果は、3~4時間持続すると言われています。
我が家では、ショウガたっぷりの豚汁が冬の定番です!
野菜もたっぷり摂れて、身体も温まって、一石二鳥♪
チューブタイプのものもあって、手軽に使えて便利ですよね!
いつもの食卓にショウガをプラス☆してみてはいかがでしょうか?
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