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2018年12月

新たな年に向けて。

  • 2018.12.30
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

こんにちは。

年末の慌しい中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

津通所事業担当の田中です。

今年度は介護保険制度の大幅な改定が行われました。

私が担当する通所事業(デイサービス)でも基本報酬単価の減額により大変厳しい事業運営を強いられています。

今回の改定では在宅系サービスでも医療系の通所リハビリに関しては短時間利用の基本単価に大幅な減額はなく、これからは短時間にて集中的に充実したリハビリ提供に特化した内容が求められています。

一方、デイサービスは?と言うとやはりこちらも身体機能や生活機能の維持向上を目指しての機能訓練重視に方向転換しています。

「ADL維持等加算」と言う新たな加算があります。名称を聞いただけでも分かりにくく理解しがたい内容の加算です。しかも加算単価が3単位と6単位、コンビニ弁当も買えません。決められた6ヶ月間の成果報酬であるこの加算は現段階では練習加算と言うべきものなのでしょうか?ここがミソの様な気がします。

機能訓練重視という方針であれば、次の報酬改定にはそれなりの単価が準備されるのではないか?と勝手な私の思いです。

今後は機能訓練の提供が成されていない事業所は本当に厳しい状況下に置かれる事は今回の改定の内容からも十分理解できるところであります。

通所リハビリは短時間サービスを行うところ、デイサービスは長時間サービスを行うところ。国は事業所をその様な方向に誘導している事、垣間見えます。

新たな年に向けて柔軟に対応していくことが求められます。

 

さて、時期的に3事業所では1年間活躍してくれた事業所の大掃除たけなわ。

 

 

 

 

来年には法人の中でもリニューアルオープンする事業所もあります。

夢と希望に満ちた事業所で職員も同じくして新たな年に向けて自らの心構えを見つめ直している事と思います。

 

 

 

写真は昨年の大晦日から平成30年にかけて越年の伊勢参りのときのものです。

越年伊勢参宮が昨日のように感じられます。時間の流れの速さに振り回されそうですが、大切なことを失念しないようしっかり地に足をつけて来年も歩みたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

来年には年号も変わります。

「立つ鳥、後を汚さず」ではないですが「ゆく年、後を汚さず」と肝に銘じ、残りの僅かな時間を有効に使い新たなる年に向けて精進したいと思います。

 

 

いよいよサンセットです。

1日早いですが平成最後の年末の太陽が沈もうとしています。

 

 

 

 

 

 

皆様、健やかに良いお年をお迎えください。