なのり行事。
- 2018.12.28
- 高齢者福祉
- sensin
ブログをご覧の皆様、こんにちは、志摩地区地域密着型施設担当の山村です。
今年もあとわずかとなり、すっかりと年末の雰囲気どおりに気温も急に寒くなりましたが、皆様は新年を迎える準備はお済みでしょうか。
さて、私の担当する志摩市大王町の波切地区で12月31日に毎年行われるなのりと言われる行事があり、施設も参加させて頂いており、今年も参加させて頂く予定なのでご紹介させて頂きます。
『名のり(なのり)』は三重県志摩市大王町波切地区に古くから伝わる行事の一つ、名のり船頭が、中学生以下の子どもを連れ家々を回り新年の到来を告げます。
大晦日の夜、子どもたちは樽と俵を手に持ち、赤提灯を持つ船頭に付き添われ、各地区に分かれて家々を回り、かけ声と共に道を歩き、各家はこの声が聞こえたら玄関を開け家族総出で、また、旅館では観光客が出迎えます。各家は餅等を渡して終了となります。
写真は昨年の様子で、19時頃に施設に来られた船頭さんと地元の子ども達をご利用者様でお出迎えさせてもらった様子です。
来園してもらった子ども達にみかんやお餅、お菓子や少額の寄付をお渡しさせてもらいます。それらは行事が終了した後に子ども達で分けるそうです。
毎年の恒例行事なのですが、これが無いと波切では年を越せません!
今年はどんな子ども達が来てくれるのか、楽しみにお待ちしています。
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