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2018年11月

交通事故撲滅を目指して。

  • 2018.11.28
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

こんにちは、津通所事業担当の田中です。

季節はいよいよ師走(年末の仏事で僧侶(師)が東西に忙しく走る様子)。

公私共に慌しく、せわしく感じる時機になって参りました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

さて、今回はデイサービスの送迎業務の中で

「交通事故撲滅を目指して」と題し、主に送迎業務に携わるパート職員(ケアドライバー)さんの取組みを紹介したいと思います。

 

今年度に入り、現在に至るまで津通所事業所公用車の送迎時での物損事故が前年度に比べ随分と少なくなっております。

(事故がなく出当たり前ではありますが)

しかしながら車の運転は相手のある事。せめて各人のヒューマンエラーによる有責事故をなくす為、事故防止に色んな知恵を出し合い、今までより一層事故防止に対しての取組みや意識を高めて参りました。

 

 

 

取組み1

事故防止に対しての取組みとしては法人本部総務課の大谷相談役の情報把握により実例を下に徹底した事故の検証、分析等の管理。事故パターンの分析から生まれた法人独自の安全運転五則があります。

1.始業、就業点検を確実にします。

2.駐車場等では、周囲の状況を必ず確認します。

3.交差点では、減速と安全確認を必ずします。

4.後退時は、必ず下車し、障害物の有無を確認します。

5.右・左折時には、内輪差、外輪差に十分配意します。

~「 ご 安 全 に 」~

各通所事業所の朝礼時の「安全運転五則」の唱和。

 

取組み2

毎日、送り送迎前のケアドライバーと三重交通委託運転手との打合せ。

配車打合せや燃料給油担当者、交通情報の確認、事例検討による事故防止対策の話合い等の実施。

 

 

取組み3

事業所のケアドライバーさん達と膝を突き合わせて話し合いました。

彼等なりの結論として「汚い車、掃除が行き届いていない車だと運転がおろそかになるのでは?」との意見があり、それでは皆で車を綺麗にしようとの事になりました。綺麗にすればご利用者様にも気持ち良く乗っていただけるし交通事故も減るのではないかと言う考えからでした。

勿論、運転に対する個々の安全意識の徹底や心構え、卓越された運転技術も必要であることは言うまでもありません。

今回は皆で出した考えを先ずはやってみようと決めました。

車の清掃は今までにも送迎業務の中で空いた時間で極力行われておりましたが、皆でしっかり管理していくことでより一層、安全意識の高揚が図れ車両清掃の公平さが保てるのではないかとの期待も込め、スタートしました。

最初に毎月の「清掃記録表」を作りました。

 

 

運転手7人の内、少しでも手が空いた人が率先して車両の洗車作業をして表の日付、車両ナンバーの欄に氏名をサインします。

他の人は洗車済車両が分かりますから別の車両を洗車します。又、燃料補給を行った際にはガソリンスタンドにて掃除機を借りて車内の掃除をします。その時にも表にサインをします。

送迎業務が終われば出来るだけ「ほうき」「コロコロ」を使い車内の掃除をするように決めました。

 

勿論サインをします。1ヶ月もすれば全車両20台が外装ピカピカ、車内ピカピカの良い環境になりました。ケアドライバーさんのちょっとした気付きや努力が実り、おかげさまで交通物損事故が随分と減りました。結論として「公用車、特に運転手サイドが綺麗に清掃整頓していれば運転時にも気を引き締めて慎重な運転に努めるものだ」と確信しました。

 

 

 

 

 

これからも高茶屋通所では交通事故ゼロを目指し頑張ります。

綺麗な車に事故はなし。

頼もしい限りの年輩者、これからもよろしくお願い致します。

それでは、またお会いしましょう。