now printing

2018年10月

口腔ケアとは?☆PART2☆

  • 2018.10.25
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆さん、こんにちは。

伊賀総合ケアセンターの星野です。☆にんにん☆

前回に引き続き、9月27日(木)13:30~、三重県老人福祉施設協会の

「口腔ケアに関する研修会」に参加してきました!研修で学んできたことを

少しでも現場で活かせてもらえればと思い、紹介させていただきます。

前回の内容は、2018年9月30日(日)の☆PART1☆をご覧下さい。

 

 

今回は、『状態に合わせた口腔ケアを』と『経管栄養の方の口腔ケア』

の2つについて紹介させていただきます。それでは最初の

『状態に合わせた口腔ケアを』を紹介させていただきます。

ご利用者様の状態に応じて3種類の口腔ケアがあります。

 

 

 

 

 

 

① 自分でできる人

○ 自発性を促し習慣づける

○ 手を動かすことでリハビリにつながる

ポイントは…残された機能を活かす → 残存機能の活用!

 

 

 

② 部分介護の人

○ できる範囲を確認し、本人にできない部分を介助者が口腔清掃

ポイントは…残された機能を活かす → 残存機能の活用!

安定した時に安全に行う。

 

 

 

③ 全介護の人

○ 水分を誤嚥しないよう、吸引を行ったり拭き取りを十分に行う

ポイントは…安定した時に安全に行う。

と教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

次に『経管栄養の方の口腔ケア』を紹介させていただきます。

そもそも、口から食べていないから口腔ケアは不要?と

思われがちですが正解は…×なんです!!!

口で咀嚼しないと…

① 唾液が減少

② 口腔乾燥

③ 自浄作用の低下

④ 嚥下機能の低下

 

 

になり…痰や剥離した上皮・歯肉出血等が唾液とこびりついたり

口腔内細菌が増加し…強い口臭や誤嚥性肺炎(不顕性誤嚥)のリスクに

つながってしまう恐れがあるので、注意してくださいね!!

今回は、『状態に合わせた口腔ケアを』と『経管栄養の方の口腔ケア』でした。

次回は『Let’s口腔ケア!』と『口腔ケアの姿勢』を紹介させていただきますので

 

 

それでは今回は、この辺りで失礼します。★どろん★