敬老のお祝いとそれぞれの思い。
- 2018.09.20
- 高齢者福祉
- sensin
こんにちは。津通所担当の田中です。
今回は地域総合ケアセンターで行われました敬老祝賀会開催に伴い、ご利用者様との会話で感じたことを書かせていただきます。
今年の敬老の日は9月17日で「多年にわたり社会に貢献してきた老人を敬愛し、長寿を祝う」
毎年、この時期になると仕事の場においても地元地域においてもお年寄りの存在をより意識し、各方面からお祝い事の便りが届き、その時の元気な高齢者を見ると、ただただ嬉しく感じます。
法人でも津地区や伊勢志摩地区、甲賀地区等、それぞれの地域においてご利用者様への敬愛の気持ちで盛大に祝賀会が開催されている事はブログ等での紹介でご存知の事かと思います。
津地区としては敬老のお祝いを感謝の気持ちを込めて9月12日(水)に開催致しました。地域総合ケアセンターでは3会場で開催。私が担当しております津第1通・第2通所と通所リハビリの3事業と津認知症対応型グループホーム・認知症対応型通所介護の計5事業のご利用者様は保育園の遊戯室を会場として開催。理事長によるお祝いの挨拶、来賓として県議会議員様のご臨席を賜り、お祝いのお言葉を頂戴しました。
地域総合ケアセンターでの最高齢ご利用者様は108歳。実は私が入職した当時よりご利用されておりお元気で過ごしていらっしゃる様子を聞き嬉しく感じております。
日本国内では福岡県の女性が115歳と最高齢。3度の食事をしっかり取り、出来るだけ動いて、時には計算ドリルをしたり身体と頭を使って「まだまだ長生きします」とは本人の弁。
その意気込みが長生きの秘訣でしょうか?
祝賀会当日にご利用者様と今の様子について話をした中で感じたことです。
あるご利用者様は1日のスケジュールを決めて出来る限りスケジュール通りに動く。1日何もする事がないので横になってテレビを見るとか、そういった事ではなく、やはり計画を立てて何かをする、これが私の元気に過ごす秘訣。
「余生を楽しむ」、よく耳にする言葉ですが、今を生きるのが精一杯な方も世の中にはたくさんいらっしゃると思いますし、ご利用者様の中にもそうであると話される方もいらっしゃいます。余生を楽しむと言う事は、単に娯楽を楽しむ、或いは食事を楽しむだけでなく精一杯生きている事も含め、その中で楽しさを見出せる事でもあると思います。
だからこそ気持ちも身体も充実し、それが若さと感じるものであるのかも知れません。激動の時代を生き抜いてこられた今の高齢者の方々。本当の意味の「余生の楽しみ方」を自然に身につけているのかも知れませんね。
これからも益々お元気でお過ごし下さい。
では、またお会いしましょう。
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