認可保育園のいま。「Sensin NAVI NO.91」
- 2018.07.14
- 児童福祉
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその91」となります。
さて今回のお題は・・・・
「・・・使わないならそのベルト、いっそ外してもいいんじゃないの」
「うーん、意外と登場を待っている人もいるらしいんだけどなぁ・・」
「・・・なわけないじゃん!」
さて(汗)、今回お届けするのは現在の保育園事情について。
昨今世間を賑わす「保育士不足」と「待機児童」の問題ですが、実は今年の4月時点で、
その「保育士不足」が影響し、その受け入れ枠を減少せざるを得ない認可保育園が発生している状況となっています。
報道やメディアの情報によると、全国24自治体で、計200園の認可保育園がそういった状況に陥っているとのこと。
国はこれまでに、その「待機児童」の解消に向け、全国レベルで保育施設そのものの数を増加したり、幼稚園を0~2歳児の子どもたちを利用できるよう「認定こども園」に切り替えたりの施策を講じています。
また地域格差や空き教室の効率かつ有効的に活用できるよう、公立の保育園や幼稚園が統合と廃止する、いわゆる「統廃合」を積極的に進めてきました。
しかし、自治体によっては保育士の処遇が異なることや、その勤務実態等、思うように保育士の確保が追いつかず、結果的に受け入れ枠の縮小せざる状況となり、昨年と比較しても約2倍以上に増加しているとのこと。明らかに保育士不足が露呈してきている証拠です・・・。
ここで参考までに・・・、
現在保育士自体の登録者数(厚生労働省のデータより)は、
保育園の拡張と待機児童対策を受け、2011年度~16年度の約5ヵ年で33万人近く増加しているそう。
単純に数で見ると増加しているのに!と思いますが、
資格として登録しているも、実際に保育士として働いていない、
いわゆる「潜在保育士」については、2016年度の調べで計86万人存在すると言われています。
これからの「働き方改革の実現」「待機児童の解消」には、現に働く保育士の存在がやはり「肝」となります。
潜在保育士も含めた保育士の皆様が、これから先いかに活躍してもらえるか、そして保育士の処遇や待遇の強化、また保育士が魅力ある職種であることをいかに今後PRしていくかも重要といえますし、その保育士を養成する専門学校や大学等の在り方も一層求められてくるかのように思えます。
保育事業を担う、いち社会福祉法人としても、これからもますます目が離せません!
それではまた。
「う~ん・・・、介護職員だけでなく保育士も不足しているのか」
「これから先どうなるのやら・・・」
「その為には私たちのシゴトの魅力をもっと発信しなくちゃ!!」
「・・・ってあんた誰よ!?」
・・・続く?
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