誤嚥・窒息のリスクマネジメント。
- 2018.05.07
- 高齢者福祉
- sensin
こんにちは。伊賀総合の増田です。
今回は、伊賀総合ケアセンターで伝達講習が行われました。
今回の講師でもある養護の佐々木支援員が4月6日(金)
津のはなこま保育園にて四日市羽津医療センター、
救急看護認定看護師の伊藤香菜子さんの講義に参加され、そこで学んだことを伊賀総合ケアセンターの職員に伝えてくれました。
タイトルは「誤嚥・窒息のリスクマネジメント」、講師は養護の佐々木支援員です。
高齢者施設では、高齢者による誤嚥・窒息による救急搬送が結構あります。
なぜ起こりやすいかというと加齢による摂食・嚥下機能の低下が主な原因です。
早期発見のために必要なことは・・・?
☆気付く目がもてる
☆意図的な情報収集ができる
この2つが非常に重要で大切です。
そこで、誤嚥の徴候と窒息の徴候を掲載します。
誤嚥の徴候 スタッフ間で情報の共有が必要になります。
①食事中や食後の観察では、ムセる・湿ったしわがれ声。
②食後の観察では、食後に痰が増える、熱が出る、痰に食べた
ものが混ざっている、口の中に食べたものが残っている
食後に疲れている。
③その他では、常に喉がゴロゴロと鳴っている、
濃い痰がよく出る、寝ているときに急に咳込む。
窒息の徴候 すぐに対応が必要
○チョークサイン、○声が出せない、
○顔色が悪い○呼吸音がヒューヒュー高い笛の音、
○ぐったりしている、○呼吸をしていない
最後にですが、誤嚥・窒息はゼロにはできません。
その為、正しいリスクマネージメントが重要なので今後も勉強会といった場を活用し、沢山の職員が参加され、
ご利用者様が安全で安心して生活が送れるよう職員一同これからも学んでいければと思います。
それでは失礼します。
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