2018年5月

Sensin NAVI 「EX」 NO.7

  • 2018.05.04
  • 法人
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、ブロガーことMるでございます。

さて今回はWelcome to the Sensin NAVI EX 、いわば番外編のナンバー7。

 

 

介護や障がい、保育といった福祉サービスの内容ではなく、時事ネタを盛り込んでいきたいこの番外編。

しばらくご無沙汰していましたが、新年度より再び始動開始です!

さっそくですが、いつもど~り、質問形式でいきたいと思います。

 

 

「ハイ!!」

 

「突然ですが、最近街の広報誌で見たんですが、ヘルプカードについて教えてください」

 

 

 

 なんかいつも同じようなパターンですが・・・、というかこの子誰?

「ま、とにかく説明します!」

 

 

まずはそのヘルプカードをご覧ください!

 

 

このヘルプカードは、三重県が平成30年2月末より配布を開始したもので、形態は違えど、全国でも同様の用途のものが普及しています。

外見からはわからなくても、援助や配慮を必要としている障がいのある方や病気の方などが、

緊急連絡先や症状の特徴、かかりつけ医などを記載し、緊急時や災害時に必要な対処法を周囲に伝えるために所持するものとなっています。

↑写真は表紙ですが、実物は二つ折りのカードで、大きさはクレジットカードと同サイズ。

中には自分の住所や緊急連絡先等を記載できるようになっています。

もし身近にヘルプカードを持っている方がいたり、また日常の生活の中でお見掛けしました場合など、電車やバス等公共交通機関はもちろん、緊急時や災害時にご支援していただきたいところ。

 

 

「なるほど・・・そんなカードがあるんですね。ぜんぜん知りませんでした。ちなみにどこでそのカードはもらえるんですか?というか、カードの発行に費用とか掛かるんですか?」

 

 

「まかせんしゃい!」

このヘルプカードはもちろん無料です!

配布対象は障がいをお持ちの方、病気の方など、外出先や避難先で周囲の配慮や支援を必要とされる方とされており、利用希望者に対して配布されます。

カードの発行に係る費用はもちろん、申請書などの書類の提出も不要となっています。。
・・・で、肝心の配布場所ですが、三重県県庁の地域福祉課のほか、各福祉事務所および保健所、三重県の障害者相談支援センター、そして各市町の福祉系窓口で対応しています。
郵送での対応も可能となっていますので、直接三重県の各窓口にお問い合わせください。

なお、詳細につきましてはこちらの案内もご参考ください↓(クリックすると拡大されます)

三重県発行「ヘルプカード」

 

ちなみに、このカード以外にヘルプマークというのあります。

 

 

「ヘルプマーク?また新しい用語がでてきたわね。早く教えなさいよ」

 

 

 

なんかやけに上から来るなぁ・・・。

「ま、とにかく説明します!」

 

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、

周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるマークのことです。

平成24年から東京都でストラップ型ヘルプマークが配布され、現在、全国へ普及しつつあります。

ストラップ型以外にもステッカーやポスターとしても掲示されており、すでにお見かけしている方もみえるのではないでしょうか。

三重県としても、今後の普及に力を入れており、公共交通機関での掲示のほか、近々そのストラップ型ヘルプマークの配布も予定されています。予定配布数はなんと1万個!

それ以外にも学校授業による出前研修によるヘルプマークの啓発やそのマークをテーマとしたセミナーの開催なぢ、その普及に向けた様々な企画が計画されています。

私たちも福祉に携わる者として、是非この機に覚えていただければ幸いです!

 

 

「ヘルプカードにヘルプマーク、なるほど・・・。」

「地域で助け合う、そして支えあう共生社会の実現のためにも、これからもっといろんな人にも知ってもらいたいですね」

 

 

「よくわかりました。それじゃあ、私も早速家族や友人に話をしてみよっと!」

 

それではまた。