民生委員と児童委員。「Sensin NAVI NO.78」
- 2018.05.03
- 法人
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその78」となります。
さて、今回ご紹介しますのは、民生委員及び児童委員について!
皆様はご存知でしょうか。ちなみに実は毎年5月12日は「民生委員・児童委員の日」と呼ばれています。
・・・とまずはこれら委員についてご説明します。
皆様のお住まいの地域には必ずみえる民生委員や児童委員。
すでにその任に就いている方もみえるかと思いますが、その民生委員は厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々のことです。
そしてこの民生委員は、同時に「児童委員」を兼ねており、こ地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行います。
その中でも一部の児童委員については、児童に特化した「主任児童委員」の指名を受けています。
この民生委員制度は、実はその歴史が古く、1917(大正 6)年に岡山県で誕生した「済世顧問制度」、そしてその翌年の大阪府で発足した「方面委員制度」が始まりとされています。
この方面委員制度が次第に全国に普及し今日に至るわけですが、民生委員と名称が改められたのは昭和21年の民生委員令の公布からとなります。
民生委員は、主に生活困窮者の支援に取り組み、とりわけ戦後におきましては、時代や社会情勢の変化に応じて様々な活動に取り組み、今やそれぞれの地域福祉の増進のためには欠かせない存在となっています。
先ほどお話しました「民生委員・児童委員の日」については、全国民生委員児童委員連合会にて定められたもので、この5月12日は、岡山県で創設された「済世顧問制度」についての規程が交付された日であったことことから、その日とされています。
さた全国民生委員児童委員連合会では、毎年5月12日を「民生委員・児童委員の日」、そしてこの日から1週間(5月12日~18日)を「活動強化月間」と定め、地域の皆様や各関係機関、団体等にその理解を深め、互いの信頼関係を築けるよう、それぞれの地域でさまざまなPR活動等を実施しています。
それは全国規模で展開されており、商業施設でのチラシ入りティッシュの配布、小中学校への訪問、地域のイベントや催し事への参加など、活動は様々です。
私たち法人も、地域福祉の増進と活性化を実現するためには、こうした民生委員・児童委員の皆様との協力関係がやはり大切と考えています。
地域の相談役として尽力されるそんな皆様との連携を密に、各地域での事業運営を行っていく必要があるといえます。
それではまた。
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