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2018年2月

民生委員・児童委員をご存知ですか?

  • 2018.02.09
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

こんにちは 久居ケアサービスセンターの日高です。

皆さんがお住まいの地域に、「民生委員・児童委員」と呼ばれる方々がいらっしゃるのをご存じですか?「民生委員」は、民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された委員で、地域住民の立場から生活や福祉全般に関する相談・支援を行うボランティアです。

創設から今年で100年の歴史を持つ制度です。

また、全ての民生委員は児童福祉法によって「児童委員」も兼ねており、妊娠中の心配ごとや子育ての不安に関する様々な相談や支援を行っています。加えて核家族化が進み、地域社会のつながりが薄くなっている今日、子どもを取り巻く環境は複雑・多様化しています。

そのため児童福祉に関する相談・支援を専門に担当する「主任児童委員」という方々がいらっしゃいます。

 

 

久居地域には72地域で70名の民生委員・児童委員(2地域は委員が決まっていません)、

4名の主任児童委員がいらっしゃいます。私が所属している津久居地域包括支援センターでは、地域の民生委員・児童委員の方々と連携し、地域の高齢者の様々な相談・支援を行って

います。

 

去る1月26日「久居地区民生委員児童委員協議会新年研修会」が開催され、津久居地域包括支援センターと地域の在宅介護支援センターが参加をさせていただきました。

今年度は、地域包括支援センターの紹介、在宅介護支援センターの紹介、介護保険利用の流れについてお話をさせていただきました。

地域包括支援センターの紹介では、「困ったときの相談窓口」また「ともに支えあう地域を目指して地域でできることから始めましょう」と地域での「見守り」のお話をさせていただきました。

 

 

 

また在宅介護支援センターの紹介、介護保険利用の流れのお話では、芹の里在宅介護支援セ

ンター、榊原陽光苑在宅介護支援センター職員による迫真の演技が繰り広げられました。

 

 

その後のコグニサイズ(体と頭を使った認知症予防のための運動です)体験とともに皆さんに好評をいただき終了しました。

 

これからも津久居地域包括支援センターは、高齢者の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域の民生委員・児童委員の方々、様々な関係機関と連携しながら、住みやすい地域づくりに取り組んでまいります。