思い出せる忘れごとは認知症ではない?
- 2018.01.23
- 高齢者福祉
- sensin
毎度おなじみ、津中央ヘルパーステーションのオトメンです
寒い日が続いていますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。。。
おこたが欲しいのですが、、、予算と自宅の雰囲気的に、主に予算的に購入が見送られております 😥
エアコンと毛布で頑張っています!
そんな与太話はさておき、、、
今回もまたまたちと難しい内容でございます 😐
テーマは「認知症を学ぼう」という事で「津中部南地域包括ケアセンター 木下センター長 様」を講師にお招きし、勉強しました!
「認知症」とは言っても種類もあれば、人それぞれ症状の出方も違う、昨今高齢者介護と同じ水準で語られるほど重要なワードとなっています。
医療の発達があり平均寿命が延びている中で、その裏で認知症の発症者もまた増えているのはご存知でしょうか?
65歳以上の高齢者の内、平成24年の時点では全体の15%、約462万人。
軽度の認知症の方も約400万人いるとされており、65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍となっています。
そして将来的に2025年には約700万人、高齢者の5人に1人が発症者(およそ1.5倍)という状況になっていきます。。。 😐
そもそも認知症とは、、、といった所ですが、主に正常な脳が何らかの原因で脳の細胞が死んでしまったり、血管が詰まるなどして機能が低下し、
そこから様々な障害・症状が発生し、私生活の上で支障が出ている状態になります。
上記しましたが、発生した認知症にも種類があり、代表的なもので「アルツハイマー型認知症」、この他に「レビー小体型(略)」「脳血管性(略)」などなど多岐に分かれます。
一例ですが症状としては、、、
「アルツハイマー型認知症」・・・物忘れ、もの取られ妄想、徘徊など
「レビー小体型(略)」・・・認知機能障害(注意力・視覚)、うつ、パーキンソン症状など
「血管性(略)」・・・認知機能障害(まだら←出来たり出来なかったり波がある)、手足の痺れ、感情失禁(突然泣いたり怒りだしたりする事)など
・・・とあります。
余談ですが私はたまにちょっと前にした事が「あれやったっけ?」て忘れて確認しに行ってしまう事があります。
・・・あれ?(・△・)
では、その認知症にならない為にはどうするべきか。
残念ながら完全に防ぐ方法というのは現在はありません、ただ、防止・予防していく方法はいくつもあります。
例えば、日ごろの健康管理であったり、バランスの取れた食事と睡眠、運動、人づきあい、同じ事を繰り返すのではなく新しい事にチャレンジをする気持ち等々。。。
全部をやろう!というわけではなく、無理のない程度に取り組むことでブレーキをかけられるようになるという事です 😀
昨今、認知症の高齢者が起こした事故や徘徊などがニュースで報じられる事があります。
徘徊から行方不明になる方もおり、三重県では平成25年には128人(認知症外の行方不明者1178人、10.9%)の案件があり、
行方不明ではありませんが警察へ相談があった徘徊も平成27年1月~5月の間で14件上がっています。
津市では「徘徊SOSネットワーク津」という施策が平成28年4月から始まっています。
津市を含め様々な地域で「認知症カフェ」などの本人や家族への支援の場や情報交換の場が設けられ、当事者だけではなく地域全体で見ていこうという流れがより強く実施されてきています。
私の身の周りでもこのような講習会が行われていたりしているので、今度参加してみようかなと思います。 😮
ちなみに、(後で)思い出せる物忘れは認知症ではないみたいですよ 😕
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