寒の内あれこれ。
- 2018.01.16
- 法人
- sensin
みなさん、こんにちは。法人本部総務課の長岡です。
西高東低の典型的な冬型の気圧配置が続き、おまけに上空にはシベリア寒気団が居座っているせいでもありましょうか、ずいぶん寒い日が続きますね。いかがお過ごしのことでしょう。
この時期は、暦の上でも小寒(今年は1月5日)が過ぎ、大寒を経て立春に至るまでのいわゆる「寒の内」にあたります。どうりで寒いはずです(笑い)。池にはけっこう分厚い氷が張っています。
こんなに寒いときはどうしても家に閉じこもってしまい、何をするにも億劫で、曇りガラスの窓を眺めながらひとり溜息をつく、などという方もいらっしゃるかもしれません。
でも、こういうときこそ思い切って外に出て、冷たく新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んでみましょう。
まず、お腹の中の空気をハァ〰とすべて吐き出し、丹田(へその少し下のあたり)に力を入れますと、少し息を吸うだけで、スゥ〜と冷気が肺を通って隅々に行き渡り、頭のテッペンからツマサキまで、身体じゅうがシャキーン、背筋がピシッと、なるような気がしてきます(笑い)。
その足で、天気の良い日には、川沿いの土手などを散策してみるのもいいでしょう。
ほうきのようになった木々にも、目を凝らせば、ちゃんとつぼみがあるのが分かります。また枯れ草の中からは、何とも可憐な水仙の花が顔をのぞかせています。
ギリシャ神話のナルシス(「ナルシスト」の語源)が自分に恋をして死んでしまったとき、その池の傍らに咲いていたことから、「自己愛」「うぬぼれ」などと、ありがたくもない花言葉を頂戴している水仙ではありますが、吹きすさぶ寒風に対峙するように咲き誇っている姿は、まさに凛々しい限りです。
♪おおさむ こさむ 山から小僧が飛んできた
な〜んと言って 飛んできた 寒いと言って 飛んできた♪
(童謡「おおさむこさむ」 作詞・曲 わらべ歌)
待ちこがれる春は、もう少し先のようです。それまでお元気で。では、また。
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