龍とお月さま。
- 2017.11.27
- 法人
- sensin
みなさん、こんにちは。法人本部総務課の長岡です。
秋も深まってまいりましたが、いかがお過ごしのことでしょうか?
私はといえば、先日、既にブロガーのMる氏がご報告しておりますように、豊和会第2班の台湾旅行に参加させていただき、美女に囲まれた男性ふたりの珍道中でしたが、いろいろと異国情緒を満喫して参りました。
もくもくと立ち上るお線香の煙を浴びながら熱心にお祈りする人々、キリリと引き締まった行進中の兵隊さんの横顔、夜市の喧騒の中で多くの客の注文をさばく店員の掛け声、雨で赤くにじんだような提灯の光にゆらめく九份の町並み、通勤時に道路いっぱいに広がるミニバイク軍団など、日本人が忘れてしまった昭和の原風景に触れるような貴重な体験でした。
それにしても、JTB台湾ガイドの鄭(テイ)さんはじめ、現地の方々の屈託のない笑顔と迫力に圧倒されっぱなしで、行く先々のお茶屋さんや免税店などでも、そんな台湾パワーが炸裂しています。
どんな商品でも少し手に持ってみただけで、いつの間にかそばには店員が、「5つ買えば、1つはオマケになるよ。」など巧みな話術をあやつりつつ近づき、ついつい浪費を繰り返してしまった諸兄も多かったのではと拝察する次第です。
写真にあるこの「龍の置物」も、そのような経緯ではるばる遠い海を渡り、ただ今、我が家の学習机の上に鎮座しているのであります。
中国人と龍のかかわりの深さは言わずもがなで、歴代皇帝のシンボルともなっていますのは、ご存知のとおり。
中華民国の前の清の時代には、国旗に大きな龍の絵が描かれていたそうです。そんな龍の力にあやかり、何とか愚息のスマホ病を打ち砕き、机に向かわせんがためとの親の切ない願望に対しても、霊験あらたかな御利益があるかどうかは定かではありません(笑い)。
所変わって故国日本では、朝夕めっきり寒くなってきましたね。日が短くなる分、空は高く澄み渡り、この時期は、月もくっきりと美しく見えます。
♪ 銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を
( 「銀の龍の背に乗って」 作詞・曲:中島みゆき )
夜空には冴え冴えとしたお月さま。天高く月を目指して昇龍していく様を想像しながら漆黒の夜空を眺めるのも一興かもしれませんね。では、また。謝謝(シェシェ)。
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