子ども医療費の「いま」。 Sensin NAVI 「No.52」
- 2017.10.21
- 医療
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
さて今回のSensin NAVIは 、「レッスンその52」です。
今回は「子どもの医療費に係るお話」となります。
現在市町村では、いわゆる償還払い方式による医療費無料化が実施されています。
その対象の大半が中学校卒業までですが、なかには高校生などそれ以上に設定されている自治体もあるそうです。
まず「償還払い方式」とは、いわゆる医療機関等で受診される際、医療費の自己負担分を一旦その場で支払い、後日に負担した分がバックされる方法です。
しかしながら、病院にかかっても、医療費が実際は無料とはいえ、一度窓口で代金を払わなくてはならないことから、
「大変なときにすぐにATMや銀行へ行けない」
「夜中なので金融機関が開いていない」
のほか、「単純にお金がない」など病院にすぐ掛かれない状況もあるかと思います。
そうした中、子どもの命を守るべく、窓口で払わなくてよい=現物給付を求める動きが強まってきています。
実際、全国的にもすでに導入している自治体もあり、三重県内でも未就学児を対象に鈴鹿市で始まっています。また、来年には四日市や伊勢市などでも導入の意志を表明してます。
そして、法人本部の位置する津市においても、来年九月から、小学校入学前の乳幼児を対象に、医療機関を利用した際の利用者の窓口負担をなくす「窓口無料化」を始める、と
津市長の定例記者会見での発表が先日成されました。
国は窓口無料化を導入した自治体への医療費の補助金を減らしていたことから、導入に慎重でありましたが、2018年度から未就学児分の補助金は減らさないとの決定を受け、導入に踏み出す方向となったようです。
こうした動きはやはり私たち地域で暮らすものとしては、非常にありがたい話といえます。
それではまた。
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