Welcome to the Sensin YAGI ⑪
- 2017.10.14
- 高齢者福祉
- sensin
こんにちは。新高茶屋ケアサービスセンターの八木です。
通所介護ネタが主流のブログではありますが、今回は趣向を変えまして…PDCAについて触れたいと思います。
この流れは突っ込まないで下さい(笑)
今日の話は『八木の個人的偏見もあるかもしれないPDCAサイクル』についてです(笑)
それでは、Welcome to the Sensin Yagiのお時間です。
PDCAサイクルという言葉は誰もが耳にしたことがあると思います。
これは、1950年、品質管理の父 エドワード・デミングによって提唱された考え方で生産プロセス、業務改善の連続的なフィードバックツールとして発展したといわれています。業務遂行に際し、「計画をたて(Plan)、実行し(Do)、その評価(Check)にもとづいて改善(Action)を行う、という工程を継続的に繰り返す」仕組み(考え方)のことを言います。
業務を流れで捉え、評価を次の計画に活かして業務遂行をより高いレベルにもっていくことで、民間企業では品質向上や経費削減などに用いられており、業務管理をするマネジメントツールとして広く用いられています。
因みに『Check』と『Act』を一緒にして『See(観察)』にして『PDS』という考え方もあるそうです。
介護事業における計画書関係等にも通ずるものがあると思いますが、今回は通所介護の現場を例にて考えてみたいと思います。
結局、通所介護絡めるやん…
うるさーい!!!
では、
(例)最近、余暇活動に参加されないご利用者様がいます。あまりご自分の意見を言われることはありません。何故参加されないのかと聞くと『ガヤガヤして嫌やから…』と言われる。
ご家族様の話を聞くと『昔から、あまり人付き合いは良くない方です。1人でゆっくり編み物等の手芸をすることは昔から好きでした』というお話を聞かせていただきました(八木が作った勝手な人物設定です)。
P…余暇活動の時間、このご利用者様には編み物を勧めてみてはどうかな…と考えた。
D…『編み物をされますか?』と勧めてみた。
C…編み物をされようとはしなかった。何故だろう…?
A…勧め方が悪い?道具が悪い?環境が悪い?どうすれば…と考えた。ご家族様の言葉を思い出した『1人でゆっくり…が好き』ということだったので大勢のホールではなく個室はどうかと考える
P…個室が確保できない為、パーテーションで仕切った小さな空間を作るようにする。
D…あちらの場所(周りが仕切られた空間)でゆっくり編み物をしませんかと声を掛けてみる。
C…何も言われなかったが、すっと移動されその空間に行き編み物を始めた。表情は硬い。
A…今回だけにならないよう、空間をどう確保していくのか?編み物以外にどのような手芸が趣味だったのか?表情が硬いのは周りが騒がしいからかな…もう少し静かな場所がよいのか…?
というようにサイクルしていき、良いところは残し、課題がある場合は努力し新しいPran(計画)を考えていく。
かなり単純に例を作成しましたが、このような行動はこのPDCAを知らない方でも自然と行っていると思います。しかし、意識してこのPDCA考えてみると意外な提案やアイデアが浮かんでくるかもしれません。
また、皆様の現場で行われている取り組み等あればこのブログを通して教えてください(法人内向けブログですみません…)
では、また。
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