小倉のひとり言11
- 2017.10.02
- 障がい福祉
- sensin
暑かった夏も過ぎ、すっかり秋めいてきたと感じます。朝晩の寒暖差も大きくなり風邪など引かないように注意して下さい。
法人の伊賀地区では老人事業部と障がい事業部にて定期的に施設合同で研修会を実施していますが、今回は防災をテーマにした研修会を伊賀市総合危機管理課の藤田氏を講師に迎え行いました。
熊本地震、九州北部集中豪雨等の災害か記憶に新しい中、防災研修をお願いするにあたり、講師の方には伊賀市で想定される災害として「風水害」「地震」等における伊賀市の取り組みとその対応についてお願いしました。
講義では、災害を知るには過去の災害が教訓になると言う事で、伊賀市の過去の災害についてスライドで紹介していただきました。
まずは、「風水害」から、伊賀市では町の中心に服部川が流れているため洪水被害、また山間地である為土砂災害を多く経験したと言う事で、
風水害では昭和28年の東近畿大水害での伊賀市の浸水域…………(伊賀総合ケアセンターが水に浸かっている!)
伊賀市鍵屋の辻浸水状況
又、最近では台風18号の浸水被害
などを紹介していただき。
又、地震については、伊賀市を通る頓宮断層による直下型地震(震度6強)の危険性について
被害想定
家屋全壊:4500棟
死者 :200名
などを紹介していただきました。
対応としては、風水害・地震共大切なのは「自助、共助、公助」で、まずは自分の身の安全子確保ついで地域の方々の手助けだそうです。施設にとっては「共助」が最も大切で日頃から地域の方々との交流が災害に見舞われたときの大きな力となるようです。皆さんもご近所の方々との交流を普段から心がけましょう。
秋深き隣は何をする人ぞ
【芭蕉】
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