待機児童と学童保育「Sensin NAVI No.43」
- 2017.09.15
- 児童福祉
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
さて今回のSensin NAVIは 「レッスンその43」です。
前回に続き「待機児童」のお話となります。
保育園での待機児童以外に、現在全国的な課題となってきているのが、放課後児童健全育成事業、いわゆる「学童保育」の待機児童です。
共働きやひとり親家庭の小学生が、学校終了後の放課後を過ごす「学童保育」に、利用を申し込んでも利用できない待機児童がたくさんみえます。
皆様は何人くらいみえるかご存知でしょうか?
全国学童保育連絡協議会の調査によると、今年5月1日時点で約1万6,000人もの待機児童がみえるそうです。
調査を始めた2009年以降で過去最多となり、昨年と比較しても約1,000人ほど増加しているそうです。
認可保育園に入れない待機児童も3年連続で増加。そして学童保育に入れない待機児童も同様に増加していることから、子育てをめぐる環境整備がまさに急務といえます。
学童保育については、放課後に学校の空き教室などを利用するケースもありますが、
都道府県の認定資格である放課後児童支援員の配置が要件となります。
資格の経過措置は設けられているものの、専用スペースの確保はもちろんのこと、担当する児童支援員の確保や育成にも課題があり、なかなか拡大できない状況にもあるようです。
実際、学童保育の利用者は年々増加傾向にあり、前年の同時期より7万人以上も多い、なんと約114万人とのこと。
これは過去最多となり、その待機者数からも、ますます増加することが想定されます。
ちなみにこの学童保育は新1年生~6年生まで利用可能となっていますが、低学年の利用率が非常に高く、1~3年生の割合が約80%を占めているそうです。
やはりお子さんが小さいほど心配なもので、当法人としても、なんとか皆様のニーズに応えていきたいものです。
それではまた。
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