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2017年8月

あらためて勉強。

  • 2017.08.18
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

こんにちは

志摩地区を担当する本居です。

毎日暑い日が続きますが、夏バテ・熱中症にならないように、栄養補給・早目の水分補給・身体の休息を十分とっていただくことをお勧め致します。

さて、先月、志摩地区地域密着型ケアセンターを担当する職員のみんなで「摂食・嚥下の基本とトロミ調整食品について」をテーマに勉強会を開催いしました。

トロミ調整食品とは、『食べ物や飲み物に(ねばり)をつけ、飲み込みやすくするためのもの』で、ご利用者様の摂食・嚥下状態に合わせて、食べ物や飲み物にトロミ調整食品を混ぜ、安全にお食事を召し上がって頂くよう取り組んでいます。

トロミの主成分によって味やねばり具合に違いがあり、混ぜるトロミの量だけでなく、混ぜる時間や混ぜる方法、また、混ぜる食事の温度によっても、そのねばりに変化が生じたり、また、ねばりがつきにくい飲み物等には、ついついトロミ調整食品を多く入れがちでしたが、数分おいて再度混ぜることにより、そのねばりが強くなり喉越しもよくなることを今回の勉強会で学ぶことができました。

食事は毎日行うことですが、こうした毎日の繰り返しの中から改善につながることや、今回のように毎日の繰り返しが原因で発見を見逃しがちになることもあります。

あらためて、よく知っていることでも勉強し直すことで、知識や技術をより豊富に共有することができました。こうした機会を多く持ち、職員一人ひとりとチームの成長につながるように努力していきたいです。