「復古創新 vol.2」
- 2017.08.09
- 児童福祉
- sensin
つまちなかこどもセンターの古林です。
前回のブログで、「温故知新から復古創新へ」と題して、
「先人の生きてきた過去から本質を理解し、未来からの視点で創造する」=「復古創新」
をモットーにした保育を・・・
今の時代だからこそ大切にしないといけないことはなにかを考えたうえで、
時代のニーズに合わせた保育を・・・と書かせていただきました。
今年も、夏本番!法人内の各園でも、毎年恒例の夏ならではの行事がいろいろ行われています。
法人の全園の5歳児が津・松阪地区は第二はなこま保育園、
志摩地区はしまの杜こどもセンターに集まって、
ゲームや食事、きもだめしなど、朝から夜まで一緒に楽しむ「夏のカーニバル」、
各児童クラブ(学童保育)でも、「わくわく祭り」という名前で、同じ行事を行いました。
また、各園では、盆踊りや金魚すくいなど楽しむ「なつまつり」も開催しました。
子どもたちは、その日をとても心待ちにし、
私たち職員もみな、喜んでくれる顔を想像しながら、準備し、
当日は、「わくわくどきどき」した時間を共有できることに喜びを感じています。
昔から、日本の夏には、お祭りや、花火大会など、
人々がみんなで楽しい時間を共有する行事が、たくさん行われてきました。
一時、御神輿の担ぎ手がいなくなったり、お祭り開催が減少した時期もありましたが、
近年は復活、いや、以前より盛大になってきているように思います。
ネットから簡単にアプリがとれて、
わざわざ出かけたり体を動かしたりしなくても
スマホやパソコンでゲームを楽しめる今の時代でも、
浴衣を着てお祭りに出かけたり、花火大会に行ったり・・・
擬似世界ではなく、本物を、自分の目で見たり、体験したり、
みんなで一緒に感動したいという気持ちは、今も昔も変わりがないのだと思います。
「 みんなで一緒にわくわくどきどきした・・・楽しかった!」という瞬間を、
子どもたちの心にたくさん貯金してもらえるように、
大切なことを続けていきたいと思った今年の夏です。
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