2017年8月

変わりゆく「三福祉士」の今。

  • 2017.08.05
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。

今回はSensin NAVI「レッスン32」。

 

 

さて、8月に入りまして、以前よりお伝えしています介護支援専門員の試験、第20回介護支援専門員実務研修受講試験の試験日もあと残すところ2ヶ月あまり。

来年度から受験要件が見直されますので、ある意味今年がひとつの節目といっても過言ではない介護支援専門員ですが、

 

今回は福祉サービスに関係する国家資格について、私なりの最新情報に触れてみたいと思います。

すでにご存知の方も多いかと思いますが、先日、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士の3つの国家資格(いわゆる三福祉士)について、

受験料の値上げが決定しました。それも今年度からの適用だそうで、

まず介護福祉士については現行1万3,140円に対して、1万5,300円となり、2,160円の上昇となります。

そして社会福祉士、精神保健福祉士については、社会福祉士は7,540円から1万5,440円、一方の精神保健福祉士は1万6,400円から1万7,610円となるそうで、

社会福祉士だけで言えば、ほぼ倍になります。値上げについてはもちろん賛否両論はあると思いますが、昨年の受験者数の大幅低下を考えると、さらに減少に拍車を掛けないかが心配です。

厚労省はこの値上げに関して、これまで受験料の引き下げに使っていた「社会福祉振興・試験センター」の積立金が底をついたこと、受験料等の収入と受験に掛かる経費の均等を図った為などを挙げています。

また、今年度から同じ年度に複数の試験(例えば同年度に介護福祉士と社会福祉士を受験)を受験できるよう異なる試験日にしたことも経費高騰に繋がったと説明しています。

これまでは同年度で互いを受験できなかっただけに、受験を考える方々にとっては選択の幅やキャリアアップに繋がるとは思いますが、やはり値上がりがどう響くかが気になるところ。

 

ちなみに今年度の試験は社会福祉士が2月4日、精神保健福祉士が2月3・4日、介護福祉士が筆記1月28日、実技3月4日の予定となっています。

これらの受験申込書の受付は、近々開始されますので、それぞれの専用のホームページをご参照の上、お申し込みください。

それではまた。