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2017年8月

地域を知る「受け継がれる伝統とその魂」

  • 2017.08.02
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆様、こんにちは、

伊勢神宮の神宮式年遷宮における御木曳(おきひき)で、何気に地元の木遣り(きやり)隊に入っていた、ブロガーことMるでございます。

木遣り(きやり)とは労働歌の一つで、約800年ほど前に、重いものを引き揚げる時に掛けさせた掛け声が起源。

その掛け声が時代の流れにより歌へ変化していったもので、幼少期私も法被(はっぴ)と扇子(せんす)を片手に、

20年に一度行われるこの伊勢の御木曳(おきひき)に参加していたわけです。

さて今回ご紹介しますのは、特別養護老人ホーム甲賀シルバーケア豊壽園を整備中の滋賀県甲賀市土山町。

こちら土山町には、整備地のお隣にあります田村神社のほか、もうひとつ由緒と歴史ある神社があります。

それが「白川神社」です。

 

創祀は不詳ですが、寛文5年(1665年)の延焼を経て、現在の滋賀県甲賀市の南土山に御遷座されました。

白川神社は古くは「牛頭天王社」「祇園社」などと呼ばれており、

毎年夏に行われる、土山の町を疫病の災厄から守る願いを込めた祭り、いわゆる「白川祇園祭」が特に有名です。

 

その「白川祇園祭」が先日開催され、当法人の事業所も地域の応援隊として参加させていただきました。

大道芸や歌謡など、大いに盛り上がるこのお祭りですが、名物のひとつとしてあの「泣き笑い相撲」も実施されます。

泣き笑い相撲は、生後6ヶ月位から3歳位までの男児女児を、役員「神人」がお預かりして西から土俵に上がり、東から「ひょっとこ」が上がります。

行司の采配で重々しく、また面白く「ニラミアイ」「ナキアイ」「ワライアイ」をするといった日本の伝統ある神事です。

今回の洗心福祉会の応援隊は、中島部長をはじめ、甲賀シルバーケア豊壽園からは中森統括リーダーら3名、そして法人本部からも大橋さんが参加。

 

「白川祇園祭」の裏方ではありますが、地域の祭りを直に肌で感じることができたこと、

それは皆様の地域への想い、いわば地域愛を改めて実感することができたのではないでしょうか。

そして、こうして地域の皆様と共に時間を過ごせたことは、私たちにとって非常に大事なことです。

これからも地域の行事ごとだけでなく、様々な形でご協力できればと思います。

 

最後に甲賀シルバーケア豊壽園の中森統括リーダー。

祭りも似合う、甲賀シルバーケア豊壽園の若大将でしたー(笑)。

それではまた。