在宅医療と介護の連携に向けて。
- 2017.06.27
- 法人
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーことMるでございます。
Sensin NAVI も今回で16回目。
今回は「地域包括ケアシステム」についてご紹介します。
さて皆様、早速ですが地域包括ケアシステムをご存知でしょうか?
最近新聞各社やニュースで時々取り上げられていますので、耳にされた方も多いかと思います。
地域包括ケアシステムとは、「誰もが住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられるよう
住まい・医療・介護・生活支援・介護予防が一体的に提供される体制」のことです。
このシステムの構築については、2025年(平成37年)を目処とし、現在全国各市町が検討している状況です。
この地域包括ケアシステムシステムの「4本柱」として、
①在宅医療・介護連携
②地域ケア会議
③認知症対策
④生活支援・介護予防
が掲げられており、この中の①については、平成30年4月までに具体的な形として、「在宅医療・介護連携推進事業」の実施を義務付けています。
今回は法人本部のあります三重県津市の動きをピックアップして、その「在宅医療・介護連携推進事業」についてご紹介したいと思います。
ホームページをご覧の津市在住の皆様、職員の皆様必見の内容です。また津市以外にお住まいの方々も内容を参考に、一度自分たちの市町の動きを確認してみるのも良いかもしれません。すでに「在宅医療・介護連携推進事業」が始まっている可能性もないとはいえません。
その津市の動きですが、実はもう具体的に形になりつつあり、平成29年7月1日に「津市在宅療養支援センター」が開設されます。
すでに津市長の定例記者会見でご存知かもしれませんが、津・久居一志地区の医師会が委託を受け、両医師会共同で設置されたこの機関。
主の目的は「医療・介護サービスが一体的に提供されるように医療・介護関係者との連携を支援」や
「通院・入院から在宅療養に移行する人や医療機関からの相談対応」となっており、在宅医療・介護連携推進事業の中核的役割が期待されています。
開設場所は、津市久居の久居一志地区医師会館で、センター長のほか、医療・介護のサービスの地域を有する専門的な相談員も配置するそうです。
当法人も、委託のもと「津久居地域包括支援センター」を実施しており、また津市内では特別養護老人ホームをはじめとした入所サービス、訪問介護や通所介護などの居宅サービス等を運営しています。
介護サービス事業を担う法人として、新たに生まれる「津市在宅療養支援センター」との連携を密には図り、互いに協働しながら
より良い地域を築いていければと思います。
それではまた。
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